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FM浦和 森谷明仙 こころの日めくり

 

書へのオマージュ 森谷明仙ひとりごと
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          2026年1月1日 書の風景 こころの風景(33)

           初 春

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        ふるさとの新年は
        白銀の北アルプス連山を染めつくすかのような
        真っ赤な朝焼けと一緒に迎える。
        朝焼けは一瞬のうちに
        空一面を鮮やかに染めていく。
        「はじまり」のときだ。
        その荘厳さと美しさに息を飲みながら
        幾重にもグラデーションになって拡がっていく空と
        キラキラと光るアルプスの山々を
        ただ見つめていた遥かな日。

        遠く、高く、どこまでも透き通って
        それは明日への決意を促してくれていたのだろうか。
        きっと、そうなのだろう。
        山脈も高い空も、ふるさとの「ありよう」は
        いつの時も「生きる」の原点で、希望で、約束で
        今も変わらず私を支え続けてくれている。

        夢想の中で
        また頑張ろうと思えてくる。
        幼い頃からの四季折々の
        自然との会話が
        今も身体の中に棲んでいて
        ふつふつと語ってくれる。

        日々の混乱に翻弄されて
        あしたに続く道筋は困難ばかりだけれど
        新しい年、ふーっと息を吐いて顔をあげたら
        自然に頬がゆるんだ。

        朝焼けは あしたへのシンフォニー
        「嬉しいに あうために」
        今日もきっと奏でてる

                        森谷 明仙
                         「SAITAMAねっとわーく」
                          2026年1月1日号より

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