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2025年1月1日 書の風景 こころの風景 (27) カーテンを開けたら、朝一番に鳩の訪問者。 最近、我が家のベランダによく鳩が訪れる。 二羽のつがい(?)の鳩が ちょこんと、止まり木のごと ベランダの手すりに止まっている。 私がカメラを向けても悠然?とそこに過ごしている。 野生なのか、どなたかの愛鳥なのかわからないけれど 毎朝の挨拶が嬉しい。 夫が、「平和の使者が毎朝来てくれる。」と微笑んだ。 一杯のコーヒーがおいしい。 社会の揺れとデジタルの進化のただ中にいて こんなゆったりとした時間は とても貴重に思える。 柔らかいひかりの中で背中をならべて 今日は何を思っているのだろう。 何を語り合っているのだろう。 二羽の鳩の姿に誘われるように、私たちも目を細める。 新しい年、またひとつ階段を昇るとき 課題は次々と増えて尽きないけれど 笑って 笑って こころ まんまる 急に「円相」を書いてみたいと思った。 とても手が届かないと思っていた大きな宿題。 書物の一文に 「自己発見、認識の旅、道しるべ、心がカタチになる」とあった。 ああ、やっぱり。何とむずかしいことか。 道半ばの「円相」は、どんな風に私を導いてくれるのだろう。 森谷 明仙 (「SAITAMAねっとわーく」 2025年1月号より) |
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