title  
line decor

FM浦和 森谷明仙 こころの日めくり

 

書へのオマージュ 森谷明仙ひとりごと
image

   2023年1月2日 ギャラリー桜の木 軽井沢 「書画展」 ありがとうございました
                   

   昨年の軽井沢展「あしたへの讃歌」には
   ご多忙の中にもかかわらずお運び頂きまして、ありがとうございました。
   お礼のごあいさつがすっかり遅くなってしまいました。ご無礼をお許し下さい。
   久しぶりの発表の上、歳も重ねて不安だらけの準備から始まりましたが
   ギャラリー桜の木の皆さまのご支援をはじめ
   笑顔の応援の中で会期を過ごさせて頂きました。重ねて感謝申し上げます。

   父に筆を持たされて60数年になります。
   趣味の書を生活の道と決めて40年が過ぎました。
   新しい表現の書の「カタチ」に憧れ、追いかけはじめたのは父を見送った直後で
   27年前のことです。
   その時から、古代から伝承されてきた書の本流を軸にしながら、新しい、誰にも読んで
   頂けるオリジナルな書の表現はできないものかと、途方もない夢を見つづけています。
   走り続けて少しずつですが、
   一本一本の線やカタチの中に命が宿り、生まれ始めてくれたように思います。

   会場では、今回も、ご自身の体験と重ねて見て下さった皆さまとの
   お話は尽きませんでした。
   書をまん中に、それぞれの「きのう きょう あした」を話しつづけて
   あっという間の数日間でした。
   そして、ああ、やっぱり展示会の会場は、「人生の交差点」と思いました。
   ギャラリートークの時
   93歳になられて今も「現役」で著名な建築家の
   降籏廣信先生がおっしゃって下さいました。
   「71歳はまだまだ若い、歳を重ねれば重ねる程に若さを超えて本物が出てくる」と。
   大きな宿題を頂きました。
 
   このような機会を与えて下さったギャラリー桜の木の皆さま
   ご高覧下さった皆さま ご協力を頂きました皆さまに
   こころからの感謝を申し上げます。
   ありがとうございました。
   そしてこれからもよろしくお願い致します。

                      2023年1月2日   森谷 明仙


画像


     パネル仕立て(180cm×90cm) 音楽家オギタカ氏との即興コラボレーション。

画像




Copyright (c) 2008 Bokusya Meisen Moriya All right reserved.
※このホームページに掲載されている記事・写真・図画等の無断転載・複製を禁じます。