１月３０日（水）　小諸紀行　その１


　　　　　　　　　　　　　まっ白な雪をかぶった　
　　　　　　　　　　　　　浅間山が　急に目の中に飛び込んできた



　　　　　　　　　　　　　軽井沢から　しなの鉄道に乗り換えて
　　　　　　　　　　　　　５月21日からの　
　　　　　　　　　　　　　個展の打ち合わせのために　小諸に向かっていた
　　　　　　　　　　　　　ゆったりとした座席に　
　　　　　　　　　　　　　腰をおろして
　　　　　　　　　　　　　ふっと　
　　　　　　　　　　　　　外を見れば
　　　　　　　　　　　　　まっ白な雪景色
　　　　　　　　　　　　　空は　青く　高く　晴れ渡っていて
　　　　　　　　　　　　　雲　ひとつなく・・・

　　　　　　　　　　　　　身体中によどんでいた
　　　　　　　　　　　　　いろいろが
　　　　　　　　　　　　　溶けて　消えて　透けていくよう

　　　　　　　　　　　　　とたんに浅間山が　現れた
　　　　　　　　　　　　　すそ野を　
　　　　　　　　　　　　　大きく　ゆったりと拡げて　横たわっている浅間は
　　　　　　　　　　　　　ふるさとへの入り口

　　　　　　　　　　　　　なんて　穏やかで　美しい
　　　　　　　　　　　　　思わず列車の中から　シャッターを切った

　　　　　　　　　　　　　13:30　小諸着
　　　　　　　　　　　　　駅前の　停車場ガーデンで
　　　　　　　　　　　　　「NPO法人　こもろの杜」の中島さんと
　　　　　　　　　　　　　「本陣主屋」の土屋さんが　待っていて下さった

　　　　　　　　　　　　　昨年10月末
　　　　　　　　　　　　　埼玉の美術家の金田さん、吉田さんのお誘いで
　　　　　　　　　　　　　「信州小諸　杜の城下町フェスタ」にお伺いしたのかきっかけ

　　　　　　　　　　　　　小諸市立 歴史資料館　小諸宿「本陣主屋」で
　　　　　　　　　　　　　個展として　お世話になる予定で
　　　　　　　　　　　　　その１回目の打ち合わせ

　　　　　　　　　　　　　歴史ある　貴重な建物の中に
　　　　　　　　　　　　　どのように展示させていただいたらいいのか
　　　　　　　　　　　　　大きな宿題をいただいて　帰ってきました



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　個展予定
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１３年５月２１日から６月１日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「書の風景 こころの風景 森谷明仙展 in 小諸」（仮称）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　期間中には　ひとり語り　音楽　書のコラボなど計画中です