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6月9日(木) エンジェルといっしょ 今朝は 梅雨の合間の 久しぶりの晴れ 緑にしげった けやきのこずえが 窓ごしに 柔らかな光をうけて ゆれています ふっと 部屋の中に 目線を移すと エンジェルのテラコッタが わたしを 待っていてくれました わが家の リビングに きょうも 座っています もう 7、8年も前 彫刻家さんの個展会場でのこと 大きな作品が立ち並ぶ隅に ちょこんと 座っていました 生まれたばかりのエンジェル まだ飛び立つにも 生まれたばかりの羽は濡れて重たいのでしょうか 背中にぴったりとくっついていて 両手をあわせて つぶらな瞳を まあるくあけて ちょこんとすわっていました 思わず手にとって 両手につつみこんで そのまま わが家の住人になりました 小さな瞳がふたつ まっすぐ前を見ています 不安なとき 決意するとき この生まれたばかりのエンジェルの前にたって 同じ目線に わたしの目線をあわせます 小さなエンジェルの瞳は まるでわたしのすべてを見透かすよう そうして つげてくれます 大丈夫 まっすぐね まっすぐにね ふと 気がついたら アメイジング・グレイスのメロディを 口ずさんでいました 昨年の8月 さいたまうたごえ合唱団が募集して集まった 150人の「ねがい合唱団」がうたう アメイジング・グレイスのなかで 画家の金田勉さんと いっしょに 一気に書かせていただきました そのとき会場で 即興で書いた詩 アメイジングにあわせて 口ずさんでいました 白い羽持つ 鳩のように きらめき湧きでる 泉のように 震える想い 絆に満ちて 平和の祈り 永遠に moriya-mmi@lagoon.ocn.ne.jp |
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